ルビーはオックスフォード通りのベースメントクラブを経営するホートン家の4代目、マットは2020年に100 Clubに加わったプロモーターで、ライブを観るべきアーティストや出かける時に気分を上げるのにぴったり曲をよく知っている二人です。 プレイリストのアートワークはキャメロン・ウエストが手掛けたもので、ナイトアウト前の散らかった部屋をモチーフに、フライヤー、メイク道具、充電中のスマホ、フレッドペリーのコーラルヒートカラーのポロシャツなど、欠かせないアイテムが描かれています。 次のナイトアウトで、出かける前にぜひこのプレイリストをかけてみてください。準備をしながら聴くのにぴったりの選曲です。ここでは4月のプレイリストからお薦めの曲を詳しく紹介します。

O.「176」:O.のデビューアルバムが6月21日にリリースされます。この一風変わったカッコいい2ピースバンドを知らない方にまず聴いてほしいのが「176」です。ジョー・ヘンウッドが奏でる最高のリフと、タッシュ・クリアリーの魅力的なドラムが、パンクとジャズが融合したユニークで激しい実験的な音楽を繰り出しています。ライブも秀逸です。 Lambrini Girls「God’s Country」:100 Clubのオーナーであるジェフに、「ものすごくいいと思う。今年聴いた中で一番。正統派パンク」と言わしめたバンドです。100 Clubでの先日のパフォーマンスは大好評でした。その手加減なしのライブは次回も必見です。

BALTHVS「Sun & Moon」:今年4月、100 Clubでのライブのためにコロンビアからはるばる来てくれたBALTHVS。サイケデリックなグルーブがクルアンビンを彷彿とさせる3ピースバンドで、「Sun & Moon」ではBALTHVSならではの軽快なリズムを楽しめます。 KevTheVirgo「Happiness」:さまざまな楽器をこなすアーティスト兼プロデューサーのKevTheVirgoによる、パーティの始まりにぴったりの曲です。

フローティング・ポインツ「Birth4000」:フェスシーズンに向けてめちゃくちゃ気分が上がる曲です。今年のLost Villageに向かう時、絶対に最初にかけます。ドナ・サマーとフローティング・ポインツには誰もかないません。 ジョイ・オービソン「flight fm」:ジョイ・オービソンがまたしても名曲をリリースしました。 オールナイトで盛り上がれること間違いなしです。この夏に出演するライブやフェスも楽しみです。

Pem「awe」:個人的に新しいお気に入りの曲になりました。素晴らしい歌声に何度も聴き入ってしまいます。まだライブを観たことがないので、次回のライブに注目しています。
プレイリストはSpotifyで再生できます。毎月の更新をお楽しみに。