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サブカルチャー

70年代以降のサザンソウル



Words by Shola Aleje
2022年1月

好きな時代や好きな場所を巡るプレイリスト。今回はソウルボーイ&ソウルガールにインスパイアされた、70年代から現代までの曲をセレクトしました。

今回は、ビッグソウル、ジャズ、ブリットファンク、ディスコミュージックなどから、往年のヒット曲を集めました。レディングのTop Rank、ロンドンのCrackers、サウスゲートのRoyalty、イルフォードのLacy Lady、キャンベイ島のGoldmineなど、南部のクラブミュージックを取りそろえています。

これらのクラブは、80年代から90年代のレイブシーンやクラブカルチャーの土台を築き、ノーマン・ジェイやピート・トングなどのDJにインスピレーションを与えた拠点です。プレイリストには、彼らがそれぞれの分野でDJとして地位を確立する前に影響を受けた曲を並べています。

どのサブカルチャーも決して単独で成り立ってはいません。ソウルボーイ&ソウルガール時代の影響も、エイミー・ワインハウスや、エマ・ノーブル、リトル・シムズといったアーティストによるコンテンポラリーソウルに息づいています。今回は、100 Clubでの「オール・アワー・トゥモローズ」への出演経験があるビーグ・ピーグやラヴァ・ラ・ルーの曲ほか、一周回って80年代初期のブリットファンクを彷彿とさせるジャイルス・ピーターソンとブルーイによるストラータの最新リリースなど、現在勢いのあるソウルサウンドも取り上げています。ぜひお楽しみください。

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