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サブカルチャー

Soul Girl, Soul Boy

2022年4月
Words and playlist by Shola Aleje

ソウルガール&ソウルボーイシーンの探求は続きます。ソウルが現代の音楽に与え続けている影響力を再確認するためにも、これまでの15年間を振り返ってみましょう。

まずは、驚異的な才能を誇るCurtis Harding。彼のソウルフルでゴスペルなシングル“Hopeful”は、まさに原点回帰といえる楽曲です。SAULT、Little Simz、Cleo Solは、現在のUKソウルシーンの特別なポジションを担っています。プレイリストの他の曲は、いま波に乗っているUKのソウルアーティストをフィーチャーしました。

2000年代半のソウル復活(レトロソウル)サウンドの一翼を担ったCharles Bradley、Sharon Jones & The Dap-Kings、Lee Fields & The Expressionを輩出する「Daptone」や「Truth & Soul」レーベルも要チェックです。

さらに、Hiatus Kaiyote、Nubya Garcia、Ezra Collectiveなど、Gilles Petersonが大々的に支援しているアーティストを取り上げました。彼らの曲にはPetersonのサウンドからの影響を色濃く感じられるでしょう。クラシックソウル、ジャズ、ファンクの要素を取り入れた、ジャンルの混ざり合った素晴らしいアーティストばかりです。たとえば、Emma Jean Thackreyの“Sun”は、Roy Ayersを彷彿とさせるソウルとファンクを融合させたサウンドです。

Spotifyのプレイリスト「Fred Perry Soul Girl & Soul Boy」はこちら