Twitter Line Facebook Share
コミュニティ

ミュージアム・オブ・ユースカルチャーの存続支援



2021年12月

文化遺産基金の援助を受けたコレクションの移転にあたり、支援が求められています。

25年にわたってイギリスの若者文化の保全と発信に取り組んできたミュージアム・オブ・ユースカルチャー。その所蔵品は写真や文化資料など15万点以上に及び、1940年代の戦後のロンドンからアシッドハウスが一世を風靡した80年代後期まで、あらゆる若者文化を記録しています。

文化遺産基金の援助を受けたこの非営利のミュージアムは、世界最大規模の若者文化のコレクションで広く知られており、それらはすべてロンドンのプリントワークスに保管され、ポップアップエキシビションでも展示されています。

しかし現在、カナダウォーター地区での再生事業の一環として計画されている大規模工事により、プリントワークスにおける所蔵スペースが存続の危機に直面。そのためミュージアムは支援を必要としています。ミュージアムは、12月9日からシャフツベリーアベニューのとあるスペースでクリスマスに合わせたポップアップエキシビションを開催しており、そのスペースの長期リースを提案されています。その場所はミュージアムの移設先候補で、展示スペース、写真用の暗室、地下イベントスペース、純喫茶の併設が検討されています。しかし、そのスペースを獲得したいフランチャイズレストランや大企業が積極的にリースを申し込んでおり、ミュージアムは強い立場でそれらに対抗したい考えです。

ミュージアム・オブ・ユースカルチャーの目標達成を支援したい方は、Crowdfunderから寄付できます。ウィークリーパス(3ポンド)のリターンや1口50ポンド以上の寄付などさまざまなオプションが設定されており、ミュージアムの書籍『Grown Up in Britain』やポスターも購入できます。ミュージアムの存続にぜひご賛同ください。

詳しくはこちらをご覧ください。