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店舗

フレッドペリー x サルフォード大学 バレルバッグ

2021年8月

サルフォード大学の21期生を招いてシグネチャーのバレルバッグをリデザインしました。「あなたにとってイギリスらしさとは何ですか?」

サルフォード大学の服飾科コースの一環として、マンチェスターの新店舗オープンを記念して、学生たちはフレッドペリーのバレルバッグをイギリスらしさという観点からリデザインすることを依頼されました。コミュニティ、サブカルチャー、音楽、伝統などをテーマにしたこのプロジェクトのバッグは、マンチェスターの店舗内に誇らしげに展示されています。

エリン・スローンのメイポール・バレルバッグ
「異教徒の儀式からグラストンベリーまで、音楽と美しい風景はイギリスのフェスティバルの中心になっています」

「Dリングとグログランリボンを使ってバッグをデザインし、グラストンベリーフェスティバルのランドマークの1つであるリボンタワーに代表される、イギリスのフェスティバルならではの特徴を反映させました」

イゾベル・キングのブリティッシュシーサイド・バレルバッグ
「私のコンセプトは、イギリスの海辺と、それがイギリス文化に与える影響に基づいています。例えば鮮やかな色のレトロなスタイルから、海辺への旅行がもたらす心機一転とした雰囲気といったものです」

「イギリスの海辺には欠かせない定番アイテム、ロックスティックキャンディからインスピレーションを受けてデザインしました。マルチカラーのストライプだけでなく、スティックの先端に書かれた文字からもインスピレーションを受けました。円筒形の形状がバレルバッグにも似ているので、この2つを組み合わせるととても効果的だと思いました。カラーパレットの色を使って、ストライプのバリエーションをいくつか作りました。また、フレッドペリーのロゴをロックキャンディーのようにバッグの端に配置するというアイデアも考えました」。

ヤスミン・ウィルソンのノッティングヒルカーニバル・バレルバッグ
「ロマコメから、最富裕層の住居、そして混沌としたカーニバルまで、ノッティングヒルは階級と信条のるつぼです。多文化主義の歴史がなければ今のイギリスはなかったでしょうから、ノッティングヒルはイギリスの文化をよく体現していると思います。このことは称賛に値するものだと思います」

「ノッティングヒルは高級化された地域かもしれませんが、音楽が地域に一体感をもたらしています。ノッティングヒルはイギリスらしさを包括する街だと私は思います」

「ここでは道を行く人一人一人が月桂冠を身に纏っていますから、フレッドペリーのロゴを全体に取り入れることにしました。これは、ブランドイメージだけでなくイギリスらしさを包括するという意気込みを表現するものです。このプリントは、研究用のノッティングヒルカーニバルの画像を題材にして英国精神と英国の団結力を伝えるものです。ノッティンガムヒルカーニバルとは、英国らしさあふれるノッティングヒルの伝統的な通りで行われる、お祝いムード一色の象徴的なフェスティバルです」。

ミリー・レスターのブレックファスト・バレルバッグ
「ビルダー(現場労働者)が地元の脂ぎったスプーンでフルイングリッシュブレックファストを食べること以上に、イギリスらしいことはありません。埃だらけのクロス、作業用のブーツ、エプロン姿の女性、後ろに流した髪。最高の1日は、脂肪分たっぷりの朝食をビルダーズティーで洗い流すことから始まります」

「最終デザインは、脂っこいスプーン出すようなカフェをヒントにしています。ベーコンのストラップ、ソーセージのホルダー、目玉焼きのサイド、ギンガムのテーブルクロスのポケット。バッグの構造を保ちながら月桂冠の魅力を損なわないようにすることで、フレッドペリーに忠実かつ粋なひねりを加えたクラシックな雰囲気を演出することができます」。

フレッドペリーマンチェスターに期間限定で展示されているバレルバッグをご覧ください。