INTERVIEW
Made in Japan
メイド・イン・ジャパン
August 2019

最高の品質へのこだわりと一針一針に込められた想い

福井県にある、ヒット工業のファクトリー。今シーズンのメイド・イン・ジャパン ローレル・リース コレクションは、伝統的な日本の技術と最新テクノロジーを融合し、この縫製工場で製造されています。過去60年の間に、このファクトリーで何が変わったのかを見ていきましょう。

第2次世界大戦後すぐ、田辺貢が創業したヒット工業は、たった一つの小さな部屋から始まりました。そこにあったのは、3つのミシンとスポーツウェアへの情熱だけ。しかし想像力と直感を駆使し、新しい縫製技術を生み出し続けた結果、やがて福井県の産業への貢献を称えられ、賞を授かるまでになります。

1950年代半ばまでにスポーツギアの専門工場となったヒット工業は、全国高校野球選手権大会に出場する選手全員に、野球用のソックスを寄付。さらに60年代には、日本のオリンピックチームにスポーツウェアを提供するまでになります。

現在、ファクトリーでは約200名の従業員が働き、500台の機械が設置され、その規模は拡大しスキルも磨かれ続けています。しかし会社の発展にも関わらず、最高の品質へのこだわりと一針一針に込められた想いという、ヒット工業の価値は現在も受け継がれています。

ヒット工業でプロダクトプランナーを務める宮川成明さんは、品質と効率性を同社の重要な価値とし、長年にわたりどれほどの発展を遂げてきたかをこのように説明してくれました。

「テクノロジーと効率性は間違いなく向上しました。それと同時に、チームワークと志のおかげで、全ての仕事において高いクオリティを維持できています」

専門的なミシンと最新の技術を組み合わせ、さらに熟練の腕を持つ世代がともに働くことで、素晴らしいプロダクトを生み出しています。

メイド・イン・ジャパン ローレル・リース コレクションは、このヒット工業のファクトリーで、誇りを持って仕立てられています。